ガールスカウトについて
変えよう。もっと世界をしあわせにするために。
変わろう。もっと素敵な自分になるために。
ガールスカウトは
世界中で女性の幸せを願う団体。
そこで活動する事は
きっと世界の未来を変えること。
私たちひとりひとりのチカラで、
明日の世界は変わる。
わたしが変われば、
未来が変わる。
ガールスカウトは、少女と若い女性のための社会教育運動です。
現在、世界146の加盟連盟、約1000万人の会員が活動しています。少女一人ひとりが、体験を通して自分を見い出し、地域社会で責任ある行動ができる女性になるよう活動しています。
福井県では現在17団約450名の会員がいます。
ガールスカウトが目指すものとは
自分自身と他の人々の幸福と平和のために、責任ある市民として自ら考え行動出来る女性となれるように、実践的な活動プログラムを通して、一人ひとりの力を伸ばしていきます。
- ガールスカウトの活動の3POINTS
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- 自己開発
- 人との交わり
- 自然とともに
年齢別にグループに分かれた活動体制
成長段階ごとに部門が分かれていて、それぞれに教育のねらいやリーダーの支援方法が違います。
テンダーフット部門
年齢:就学前1年
豊かな感性を持つ
- 活動の内容
- 全身を使って楽しく遊びます。いろいろなことに好奇心を持ち、本物に触れ、五感を感じる体験を通して、たくさんのことを吸収していきます。
- プログラム
- 3つのテーマ「でかけましょう」「なかよくなりましょう」「やってみましょう」をもち、いろいろなことを体験します。
ブラウニー部門
年齢:小学1、2、3年生
自分を表現する
- 活動の内容
- 友達とともに、今までより少しむずかしいことや新しいことを体験して、「自分ができること」を増やしていきます。
- プログラム
- ブラウニー部門では、いろいろなチャレンジをします。10種類の「ブラウニーバッジ」は、「活動に取り組んだしるし」として技能帯につけることができます。また、「やくそくとおきて」の言葉の意味を理解し、実践するために「ガールスカウトバッジ」があります。
ジュニア部門
年齢:小学4、5、6年生
仲間と協力する
- 活動の内容
- グループの仲間とともに活動を計画し、実際にやってみて、ふりかえることにより、いろいろな気持ちを仲間と分かち合って、自分も相手も大事にすることや協力して物事を進めることを学びます。
- プログラム
- ジュニア部門では、実際にやってみて、「ふりかえり」が終わったら、「目標に向かって取り組んだしるし」として「ジュニアバッジ」が技能帯につけられます。気になること、やってみたいことがあったら、パトロールのみんなに提案して、仲間といっしょに計画したり、実行したり、後でふりかえってまとめをすることは、自分の力になります。
シニア部門
年齢:中学生
体験を通して、自分を見いだす
- 活動の内容
- 他の仲間と協力して、自分たちの活動を計画、実行、評価します。その体験を通して自分の可能性を広げ、未知の自分や将来の自分など、新しい自分を見つけていきます。
- プログラム
- シニアでは、自分の見つけた「課題」について、「企画・計画」、そして「実行」、「まとめ」をする、「プロジェクト」というやり方で活動を進めます。プロジェクトは、時には仲間と、時にはひとりで、またあるときにはガールスカウト以外の人と一緒に行います。活動を終えると、自分の課題が関係あると考えた「活動分野」のシニアバッジを取得し、技能帯につけることができます。
レンジャー部門
年齢:高校生相当の年齢
責任ある立場で自分を活かす
- 活動の内容
- 自分が身につけたことを役立てられるよう、ガールスカウトの仲間や地域の人とともに活動します。ひとりの世界市民として自ら考え、行動していきます。
- プログラム
- レンジャーでは、自分の見つけた「課題」について、「企画・計画」、そして「実行」、「まとめ」をする「プロジェクト」というやり方で活動を進めます。プロジェクトは、時には仲間と、時にはひとりで、またあるときにはガールスカウト以外の人と一緒に行います。その活動を終えると、自分の課題が関係あると考えた「活動分野」のレンジャーバッジを取得し、技能帯につけることができます。
特にレンジャーでは、その取り組みや、自分の知識や技術が地域の中で、他の人に役立てられるようにしましょう。「レンジャーバッジ」はピンになっているので、技能帯のほか、制服の右腕や私服につけて、「人に役立つ」活動をガールスカウトの内外で続けましょう。
自己肯定感とは?
「今の自分が好き」と「自分を肯定的に受けとめる気持ち」のこと
自己肯定の気持ちを持てるか否かは、生きていくうえで重要なこと
自己評価(自己肯定感)の低さは、不登校、引きこもり、いじめ、強い失敗回避傾向、稚拙な対人関係などいろいろな問題の核になっています。自己肯定感を高めるためには、「他者から認められる」ことが必要です。
さまざまな体験や人とかかわることによって、大人がその子のよいところを認め、伝えることが大切です。
しかし残念ながら、現代の社会環境は近隣との付き合いがほとんどなく、塾や習い事で放課後に子供達だけの集団で遊ぶ機会が低下するなど、子どもが人とのかかわりを自然に身につける機会が失われています。
ガールスカウトでは自己肯定感を高める体験学習を行います
ガールスカウトでは、子供たちだけのグループで活動することによって、仲間と協力したり、問題を解決する力をつけ達成感を得る体験を多くし、また見守るリーダーが1人1人の良さを認め伝えて、自信を持てるような支援をしています。
ガールスカウトでは女性だけの会員で活動しています
ガールスカウト日本連盟は、女子だけでの活動による教育活動を行っています。
社会的通念にとらわれず、少女がさまざまな役割や活動を体験することができ、それによってリーダーシップを養うことができます。また、思春期の女子特有の課題への対応や性に関することなど、繊細な内容にも取り組むことができます。
そして、同性の身近にいるロールモデルとして、少女に直接かかわるリーダー自身が、男女平等を認識し、それにふさわしい女性のリーダーシップ開発を行っています。