活動報告
2017 11 17
11月8日、「青少年のインターネット利用環境作りフォーラム」が今年度、 福井の国際交流会館で開催されました。 そして、三富圭子トレイナーがパネリストとして参加しました。
午前中は県警から「県内における青少年のインターネット利用犯罪の現状」の報告と、 兵庫県立大学准教授の竹内和雄先生の「スマホ時代の子どもたちのために」の基調講演がありました。
午後からは各種団体の5人の大人と現役高校生2人とがパネリストとして登場し、 竹内先生と一緒に、「青少年が安全で安心にインターネットを利用するために私達ができること」 「フィルタリングの普及促進について」の2テーマについて話し合いました。
竹内先生が最新のインターネットサービスを紹介しながら、もはや生まれた時からインターネットが ある年代がほとんどの小学生となっている現状を踏まえ、利用時間や課金制など、様々な問題を討議しました。
ガールスカウト代表の三富トレイナーは、パネリストの自己紹介の時間に、 ガールスカウトがなぜ女子だけで活動するかの理由や、 体験学習から得る技術や自分の居場所づくり、そして最近のプログラム、VAVやFBMの紹介を行いました。
青少年がインターネットを自己管理しながら利用するためには、インターネット以外での自分の居場所を しっかりと作って、自分に自信を持つような生活を送ることが必要で、そういったことを大人が支援して いくことが私たちにできることではないかという結論になりました。
まさにガールスカウトが行っている活動と一致するところが多く、青少年に必要な場所となっていることを 実感しました。
また、現役高校生の1人が、小学校の頃にガールスカウトを経験していたことがわかり、しっかりとした意見を 述べる姿が頼もしく見えました。