活動報告
2015 10 19
日時:2015年10月18日/場所:福島市アクティブシニアセンター/対象:連盟長、事務局、レンジャー2名、福井葵ライオンズクラブ様
福島県連盟に訪問してまちフェスでの支援金を届けました
10月18日、福井県連盟から連盟長、事務局1名、レンジャー2名が、福井葵ライオンズクラブの2名と一緒に、福島市を訪れ、福島県連盟の方たちと交流会を設け、9月6日のまちフェスで集めた募金を支援金としてお届けしました。また、まちフェスで国体推進室の方が集めた子供たちの福島応援メッセージやカメラマンの方の写真もスカウトからお渡ししました。
前日の17日に福島市入りしたので、その足で除染プラザを訪れて学習しました。現在の福島県全体の細かい除染状況を見たり、放射線の測定機械を使って、実際に測定の体験をしました。非常にたくさんの人手を使い除染作業をしているのだなと感じました。
18日午前は福島市アクティブシニアセンターにて、福島県連盟の方たちと5団・28団のブラウニーからレンジャーまでのスカウト6名とお会いして、短い時間でしたが交流会を行いました。福島県のことや福井県のことをお互いに質問したり、答えたりしました。そして、放射能に対する皆さんの意識の高さに驚きました。福島の新聞には毎日、放射能の測定値が掲載されることや、給食に使う食材は毎日必ず放射能の値をチェックするなど徹底しているのだなと感じました。
交流会の後、近くにある仮設住宅と汚染土の仮置き場を見学しました。4年半経った現在、除染作業はほぼ終わっていても、仮設住宅に住み続ける人たちや汚染土の30年間の保管場所などまだまだ解決できない問題がたくさんあることをお聞きしました。
支援金をお届けするだけでなく、実際に行ってお話を聞くことはとても有意義な時間でした。機会があれば、この内容を福井の皆さんにお伝えしていきたと思います。
今日の福井新聞に掲載されました。